心と身体の健康に寄り添う仕事に就いて、39年が経ちます。
五感セラピーを開発するきっかけとなったのは、エステティシャンとして働いていた経験からです。
何万人もの方々と接する中で、どんなアプローチをしても結果の出ない方や、
いくら外見を磨いても心はどこか不安定でストレスを抱えいる方がいらっしゃいました。

そんな方々と出会うたびに、どうしたら心と体をどちらも癒すことができるのだろう？
どうしたら本来の魅力を引き出すお手伝いができるのだろう？と、思うようになりました。

そんな中、ドイツへ学びに行く機会がありました。
勉強の合間に訪れた黒い森“シュバルツバルト“。
その森に入った時、五感の使い方一つで、心と身体が緩み「心も身体も確実に変化していく」そんな感覚を体感したのです。
視界に飛び込む美しい景色、心地よい川のせせらぎ、森の香り、美味しい湧き水、肌を優しく通り抜けていくそよ風…。
大自然に身を置き、五感の全てが満たされ解放感に包まれた時、この上ない幸せを感じたのです。あまりの心地よさに涙が止まりませんでした。
「この体感をセラピーとして表現したい。」そう決心したのが五感セラピーの始まりです。
そんな経験から開発した五感セラピーも、今年（令和3年）で19年目を迎えました。

“五感が満たされる瞬間“ それは、ありのままの自分を受け入れ生きていることに心から感動できる瞬間です。
五感セラピーを通して、自分の素晴らしさに気づき、より充実した人生を送るきっかけを掴んで頂けたらと思っております。